ホソホウオウゴケ Fissidens grandifrons Brid.
ホウオウゴケ目、ホウオウゴケ科(Fissidentaceae)
葉が細長く伸びるのか、植物体が細長く伸びるためかよく分からないが、細鳳凰コケ。
石灰岩地で、流水中や水が滴る岩上に黒っぽい固まりを作って生育する。北半球に広く分布。
本種と同じような大きさで、水が滴る岩上に生育するものとして、ナガサキホウオウゴケとミヤマホウオウゴケがあるが、これらは非石灰岩地に生育する。
2001/10/07 広島県下帝釈峡。石灰岩渓谷の谷底。石灰岩洞窟から水が出てくる小流中の
石灰岩転石上を覆って生育。